診療放射線技師さんの履歴書 -完全マニュアル-

診療放射線技師の志望動機の書き方教えます！

履歴書は転職活動において、欠かせないもののひとつです。
よりよい履歴書作りは、いかに早く次の転職に繋げる事ができるかが重要なファクターともいえます。
必要なポイントを押さえ、履歴書の書き方を学ぶことは、難しいことではありません。
今までの診療放射線技師として、経験や技能をアピールすることができる場でもあります。
転職活動の第一関門を突破する履歴書の書き方のコツをお伝えします！

採用担当者に響く！診療放射線技師の履歴書の書き方のポイント

採用担当者は「どうしてここを希望するのか」中途採用においては「今後活躍してくれるのか」期待や即戦力の面も含めて、履歴書を通して見ていきます。
そのため、履歴書１枚の中にどれほどの熱意と、経験から活かせる技能までアピールできるかが重要となっていきます。
採用担当者の目にとまるような、より魅力的な履歴書の作り方を具体的にチェックしてみましょう。

中途採用者の履歴書はパソコンが主流か否か？

中途採用者の場合は、履歴書は指定がなければ、パソコンでの作成でもいいとされています。
パソコンで履歴書を書く場合、履歴書はインターネットからダウンロードして作成するといいでしょう。フォーマットを自分で作成する人もいますが、診療放射線技師としてパソコンスキルをアピールする必要性が余りありません。
また、メールで履歴書を送付することも増えています。
その場合は、パスワードをつけてファイルを添付することが社会人のマナーとして大事なところです。
また件名も、採用担当者がすぐにわかるよう「自身の名前（履歴書）」と書いて送るといいでしょう。
しかし、お手紙をもらうのもパソコン打ったものより、手書きのほうが心温まりますよね。
手書きで丁寧に書く履歴書は、人柄などをより身近に感じる採用担当者も多いです。字がうまい下手に関わらず、自身の人物像を与えることができる有用な一手になります。
手書きかパソコンかは、自身の強みで判断してもいいかもしれません。
全体的にキレイな履歴書は、文字の開始位置、余白を揃えていくと、まとまりが出て綺麗に見えます。その点のバランスは、パソコンでも手書きでも意識して書くといいでしょう。

証明写真は印象操作？

意外と思われるかもしれませんが、証明写真は笑顔でも映ってもいいです。むしろ推奨されています。
日本人はどうしても口角が下がり気味で、真顔で映る証明写真はむすっとした印象を与えてしまいます。
沢山あるむすっとした証明写真の中に、笑顔の証明写真があれば…目立ちますよね。
むすっとした証明写真は、幾らいい履歴書を書いても「扱いが難しそう」といった印象が残りがちです。まさに百聞は一見にしかず、といったところ。
口角をあげ目元がやさしくなるよう意識することで、柔和で優しい印象をあたえることができます。歯は出さずに笑顔をつくってください。
中途採用で受けるのですから、証明写真の服装はスーツが必須です。スーツの中に白系を挟むことで、顔色が明るくなり、自身も明るい印象を与えることができます。
ただ、時間がなくても自撮りで証明写真を撮ることはやめましょう。証明写真を撮ることができるスマートフォンアプリはあります。アプリ自体悪いことではありませんが、どうしても自撮りした感が出てしまいせっかくの履歴書が台無しになってしまいます。

応募先や携わる仕事に合わせた自己アピール

面接に進んだ場合、履歴書や職務経歴書を基に進むことが多いです。それを踏まえて、採用担当者に興味を持ってもらえるような履歴書づくりが必要となってきます。
自己アピールは、自身と他の人を区別ができる大きな場所といえるでしょう。
自分が応募先で、どのように診療放射線技師として活躍ができるか、志望動機だけでなく自己アピールでも絡めて書くことができます。
テンプレートじみた自己アピールは、採用担当者から色々なところへ同じものを送っているのでは？と誤解を与えてしまいます。応募先の意向に沿うような自己アピールを書くことで、相手に興味を持ってもらえ次のステップへ繋がるのです。

こんなところも要注意…意外な落とし穴

〇正式名称は、「診療放射線技師」です。「放射線技師」や「X線技師」、「レントゲン技師」とも呼ばれることがありますが、免許、資格は正式名称で記入しましょう診療放射線技師は登録番号まで記載すると、より丁寧な印象を与えることができます。
〇活かせる資格のみ記入することにしましょう。応募先に関係のない資格や免許の記載は、採用担当者に疑問を持たれてしまうこともあります。活かせる資格のみ記入することにしましょう。
〇履歴書は、空白の部分がないように。特に書くことがなければ、「貴社の規定に従います」と記入をしておきましょう。
本人希望の欄を、詳細に記入すると、書類選考で落ちてしまうことも。もし希望がある場合は、面接に進んでから交渉していきましょう。

まとめ

履歴書を作成しながら、面接をイメージすると本番でスムーズにやり取りができるでしょう。また、資格や免許だけでなく、今まで培った経験や業務を履歴書に織り込むことで、採用担当者へ話題も提供できます。
面接は、採用担当者と会話をする場でもあります。そうして作成した良い履歴書は、採用担当者に次に繋がるきっかけとして、話題が膨らむものになるでしょう。
その為、面接で焦るような誇張な表現は控えましょう。ありのままの自分に好印象を持たれることが大切となってくるのです。